【ご確認いただきたいこと】

• 1. 調理器具（鍋・フライパン）は「IH対応」ですか？

  • IHヒーターは、材質や形状が適合しないと作動しません。

  • 確認方法: 鍋底に「IH」や「SGマーク」の表示があるかご確認ください。

  • ご注意: アルミ鍋や銅鍋、土鍋などは、基本的に使用できません。また、IH対応と書かれていても、長年の使用で**「底が変形して反っている」場合や、「底が汚れている」**場合は、センサーが反応せず温まらないことがあります。一度、別のIH対応の鍋でお試しください。

• 2. ブレーカーが落ちていませんか？

  • IHクッキングヒーターは消費電力が大きいため、専用の小さなブレーカーが設置されていることが一般的です。お部屋全体の電気はついていても、IHのブレーカーだけが落ちている可能性があります。

  • 確認方法: 洗面所や玄関の上部などにある「分電盤」を開けてください。「IH」または「クッキングヒーター」と書かれた小さなスイッチが「切（OFF）」になっていないか確認し、落ちている場合は「入（ON）」に上げてください。

• 3. 電源プラグは抜けていませんか？（据え置きタイプの場合）

  • キッチン台の上に置くタイプ（据え置き型）の場合、掃除の際などにコンセントが抜けかかっていることがあります。

  • 確認方法: 一度コンセントをしっかりと奥まで差し込み直して、動作するかお試しください。

• 4. チャイルドロック（キーロック）がかかっていませんか？

  • 誤作動防止機能（ロック機能）が設定されていると、電源が入らない、または操作ができない状態になります。

  • 確認方法: 操作パネルに「鍵マーク」や「ロック」のランプが点灯していないかご確認ください。「長押し」などで解除できる機種が一般的です。

【ご注意】

• 作業の際は、電源周りの安全に十分配慮して行ってください。

• 分解や修理は大変危険ですので、決して行わないでください。

• ご自身での確認作業に少しでも不安を感じる場合は、無理をせず管理会社までご相談ください。

上記をご確認いただいても状況が改善されない場合は、本体の故障の可能性がございます。お手数ですが、以下の情報とあわせて管理会社までご連絡ください。

• お名前、物件名、部屋番号

• メーカー名・型番（操作パネル付近や魚焼きグリルのふち等に記載があります）

• 具体的な症状（「電源が入らない」「右側のコンロだけ温まらない」「エラー番号〇〇が出ている」など）

• ご確認いただいた内容とその結果（「別のIH鍋でも試したがダメだった」など）